大切な人に想いを伝える時
嫌な気持ちにさせたらどうしよう
変に思われたらどうしよう
Noと言われたりケンカになったら嫌やな
相手の反応が怖くて言えなかったり
つい我慢してしまうことってあるよな
だけどその怖さは
無理に消そうとしなくてええからね
高いところから落ちないようにするのも
熱いものに触れないようにするのも
その「恐れ」という感情が
自分を守ってくれとるんやからね
怖いっていうのは正常で健全で
それだけ自分にとって大切なコトということ
怖いけど伝えよう
怖いまま伝えよう
飲み込んで言葉にしなかったら
自分で自分の気持ちを見失ってしまうからね
『伝える』っていうのは『一人称』なんや
「私はここにいます」って
自分で自分を見つける尊い行為
例えば俺も
他人には照れずに言えたり
自然と無意識にスッと言えても
一番近い奥さんに面と向かって
「ありがとう」を言うのに
妙に気恥ずかしさを感じたり
意識しないと言えない時ってあるんよ
ついつい大切な他人ということを忘れ
あるのが当たり前のように思ったり
一時の感情に流されそうになったりね
そんな時は
もしあと一言しか伝えられないとしたら
一番伝えたいことは何やろなって考える
そしたらやっぱり
「ありがとう」や「大切な人」という
自分のど真ん中にある気持ちが真っ先に浮かんで
照れたり変な意地を張ったりせず
素直に伝えられるようになるんよね
もし大切な人に
あと一言しか伝えられないとしたら
一番伝えたい言葉って何やろね
人生最期の時に
多くの人が伝えたい言葉として遺すといわれているのが
「愛してる」
「ありがとう」
きっと人それぞれの伝えたい言葉があるんやろけど
誰もが共通してるのは
一番伝えたいコトは
自分が一番大切にしてるコトなんや
言葉ほど素晴らしくて
誤解にまみれたモノはないけど
そのど真ん中にあるモノを忘れず
日々の中心に大切にもっておけば
相手の出方や反応によって
ブレたり流されることはなくなるし
いつも凛と立ち還らせてくれるね
4月のたかしま家テーマ「伝える」より
大
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第46回4月のたかしま家テーマは
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