高島大『都会の人って冷たい?』

 

今日、駅に向かってたら

 

自転車の前と後ろに子ども乗せて

 

目の前を走ってた見知らぬママさんが

 

バランス崩したのか車道に転倒してね

 

急いで駆け寄ったら幸いなことに

 

ママさんも子どもたちもケガはなかった

 

 

 

前に乗ってたお子さんは4歳くらいで

 

後ろに乗ってた子は多分6歳くらいかな

 

まだ子どもとはいえ2人乗せた自転車って

 

めっちゃ重いからバランス崩すとなかなか立て直せへんのよね

 

運良く車もきてないタイミングやったから

 

無事でほんま良かったんや

 

 

 

怖かったんやろな


安堵したからかな

 

ママさん泣き出してね

 

「びっくりさせてごめんね、ごめんね」

 

 

泣きながら何度も子どもたちに謝るんよ

 

その姿見てたらなんか胸がきゅ〜〜っと締めつけられる思いがした

 

 

 

わざと転んだわけでもない

 

謝ることでもないんやけど

 

もし俺も同じ場面になったら

 

もしこれがうちの奥さんやったら

 

やっぱりごめんねって気持ちになるやろな

 

 

 

見知らぬママさんなんやけど

 

怖かったのと

 

安心したのと

 

ごめんねと思う気持ちが

 

痛いほど伝わってきて

 

なんかきゅ〜っとなったけど

 

とにかく無事でほんまに良かった

 

 

 

そしてほっこりしたのは

 

その時駆け寄ったのは俺だけじゃなかったんよ

 

通りがかりのサラリーマンの方2人が遠くから走り寄ってきて

 

遠りがかった車のおっちゃんは車止めて降りてきて

 

みんなが自転車一緒に起こしたり

 

ママさんと子どもたちに

 

大丈夫ですか?ケガしてないですか?

 

って

 

その光景がほんまあたたかくて優しくてね

 

 

 

よく人は他人に無関心とか

 

都会の人は冷たいといわれたりもするけど

 

街中の防犯カメラを使ったある社会実験では

 

事件、事故、ケンカ、盗難、ケガなど

 

あらゆるトラブルの場面の約9割において

 

平均3〜4名の無関係な他人が積極的に介入し

 

助ける姿が映しだされていたそうなんよ

 

 

 

目の前で困ってる人や

 

助けを必要としてる人を

 

助けずにはいられないのは

 

他を思いやる心や慈愛の精神

 

人間が本来持っている普遍的なものなんかもしれんね✨

 

 

みんなのすぐそばが事故やケガのない

平和で安心な毎日でありますように🍀

 

 

 

 

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