おとさんの青春時代はね
今みたいに携帯もネットもなかったからな
好きな子に告白するのも下駄箱にメモ入れたり
部活終わりの帰り道とかよう電柱の陰で待ったりしとったな
今やったら速攻通報されるやろけどな
その頃は「ストーカー」も「情熱家」と呼ばれとった時代や(笑)
付き合えてから連絡とるのもまた一苦労でね
家の電話から彼女の家に電話するんやけど
お父さんが出やしないか毎回ドキドキすんねん
一回運悪くお父さんが出た時は
高島といいますが◯◯さんはいますか?言うたら
どちらの高島さんですか?て聞かれてな
おとさんパニクって◯◯町の高島ですて住所言うてしもたわ。。
そのあともうちの娘にどういう用件ですか?どういった関係ですか?て聞かれまくって中々彼女に辿りつけへんし
あげくの果てにはそちらの親御さんは電話してること知ってるんですか?聞かれて
電話代は父が払ってますておとさん訳わからん回答してしもた
そういえば一ヶ月の電話代が4万超えておじいちゃんに死ぬほど殴られたこと今思い出した。。
待ち合わせも一回家出たら連絡取れへんからね
何時頃◯◯で、着いたら連絡する
なんてざっくりした待ち合わせなんてできへんのよ
何時に中央公園の噴水前で何色の服着て待ってる
とかな
またそれがちょうどその日に限ってそのシャツ洗濯して乾いてなくてな
しゃあないから同系色のおばあちゃんのシャツ借りて着てったこともあったわ
やから何かあったらすぐ連絡とれるように
よく電話のある喫茶店で待ち合わせたりしとったね
もしあの頃に
今みたいに携帯とかLINEがあったら
彼女に電話する前の合図に一回チンって鳴らすことも
部屋の窓に小石投げて呼び出すことも
会えるかどうかわからない待ち合わせで
あんなにもドキドキしながら人を待つこともなかったやろな
やけど時々ね
あの不便で不安やけど妙にドキドキしとったあの頃も
あれはあれで良かったなと思うんよ
大切な人のことを考える時間は
ひょっとしたら今より長かったかもしれんなって
会えるかどうかわからない不安な気持ちで待ってた時間
話したいけど話せない顔見たいけど顔も見れない切ない夜の一人の時間
ふっと想い浮かんでは今何してるんやろうなと想像してた時間
今度会ったら何を話そうどこへ行こうと楽しみにカレンダーを眺めてたあの時間
簡単に繋がることのできなかったその時間が
大切な人のことを想う力を育んでくれたり
思いやれる優しい自分へと成長させてくれるように思うんよね
ほら、ケンカした時なんかも
離れて一人になった時に自分や相手のことを見つめ直せたり
また優しい気持ちになれたりするやろ(^_^)
綺麗な夕陽を見た時
今なら写メ撮って送って一緒に共有することもできるけど
この夕陽あの人にも見せてあげたいなって
一人想うこともそれはそれでええもんやで
夜空にまん丸い月を見つけた時
今ならすぐに電話して見てる〜?て話すこともできるけど
あの人も今この月を見上げてるんかなって
一人想像する夜もなかなかええもんやで
今、大好きなお友達に会えないのは寂しいと思うけどな
離れてるこの時間に
育まれる大切なモノもいっぱいあって
会えないこの時間が
会えた時の喜びをまた大きく育んでくれるからね
今しか味わえない貴重な時間を与えられとるんかもしれんよ
ほな今日はエリンギの松茸風炊き込みご飯や♪
おとさん
#StayHome
#こんな時だからこそ
#会えない時間が育んでくれるモノ
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