高島大『死んで(そばに)居る』

 

大好きな海外ドラマ

大草原の小さな家の

エピソードの中に

 

旦那さんを亡くし

子どもたちもみな

家を巣立っていって

 

一人寂しく暮らす

お母さんが、ある

壮大な計画を立てる話があってね

 

 

子どもたちはみんな

都会に出て今は家庭を持ち

 

仕事や子育てに追われる

忙しい日々を送っていて

もう何年も実家に帰ってこない

 

 

そんなある日

自分と同じように

巣立っていった子どもたちと

 

何年も会ってないまま

一人亡くなっていった友人の

お葬式に出席したお母さんは

ある一大決心をする

 

 

いつ帰ってくるの?

何度さいそくしても

ちっとも帰って来ない息子や

娘たちに会えない寂しさから

 

業を煮やしたお母さんは

ある壮大な計画を立てる

それは自分のお葬式をすること

 

 

自分が亡くなったことにすれば

きっと子どもたちは

帰ってきてくれるはず

 

子どもたちに会いたい一心で

お母さんは嘘のお葬式を計画する

 

 

最初は協力を拒んでた

友人たちもお母さんの

死んでから会いにきて

くれても意味がないんだ

そう懇願する熱意に負けて

 

子どもたちに電報で知らせ

棺や神父さんまで手配し

嘘のお葬式の準備を始める

 

 

お通夜の夜

棺のまわりで大勢の人たちが

集まる姿を部屋の片隅から

隠れて様子を見るお母さん

 

やがてそこに

かけつけた子どもたち

 

棺の前で泣きながら

お母さんとの思い出話と共に

口々にこう言う

 

人間ってバカだな

失ってからはじめて

その人の大切さを知るんだ、、

 

もうお母さんに

会えないなんて、、

こんなことならもっと、、

 

 

その言葉を聴いたお母さんは

子どもたちの前にそっと現れる

 

お母さん!

どうして!?

どうしてこんなことを!

 

お母さん!

やっていいことと

悪いことがある!

こんな嘘ついて!

 

怒ってお母さんを

責める子どもたちは

 

このあとに続く

お母さんの言葉を聞いて

涙を流しながら優しく

お母さんを抱きしめる

 

 

なぜこんなことをだって?

これしか方法がなかったんだよ

 

家を出てったきりもう15年も

お前たちに会っていない

 

母さんは毎日

お前たちのことを考えていた

 

会いたくて仕方なかった

寂しくて夜も眠れなかった

 

今日は私の

80歳の誕生日なのよ

 

あと何度誕生日を

迎えられるかわからない

これが最期になるかもしれないんだよ

 

だから、、騙してでも、、

私は生きているうちに

あなたたちに会いたかった。

 

 

 

今日俺のお母さん亡くなった

 

俺が6歳の時に離婚し

それから数十年俺は

母に会えてなかったけど

 

数年前たまたま縁が繋がって

お母さんに会うことができた

 

複雑な家庭の事情で

お母さんと会えるのは

多分これが最期やろうなと

 

子どもの頃のように

抱きしめてもらい

また母のことも抱きしめた

 

あの時会いにいって

本当に良かった

心の底から思う

 

 

母方の家庭の事情で

通夜も葬式も俺は

出席できないけど

 

あの日会えたからね

あの時会って話せたこと

ひと時でも母と子に還り

抱きしめあえたこと

 

それはすごく今の自分を

強く支えてくれてます

 

 

不思議なもんで

今日までずっと離れて

生きてきた母子やけど

 

今やっと一番そばに居る

ような気がするんよ

 

人は死んで逝くというけど

本当は死んで(そばに)居る

のかもしれんね

 

 

こうして書くことで

少し気持ちの整理できました

ありがとう

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