高島大『一瞬たりとも子どもから目を離さないなんて無理やねん』

 

例えば


木登りで今にも折れそうな細い枝につかまろうとしたり


何の合図もなくジャングルジムから俺めがけて飛び降りてきたり


散歩してても一瞬の間に振り返ったらいなくて草むらにしゃがみこみてんとう虫捕まえてたり


子どもってほんま予想外の動きするから


ヒヤッとすることなんてしょっちゅうなんよね

 

 

 

よく子どもが事故やケガした時に


親は目を離したらあかんて批判する人もいるけど


物理的にそんなん無理なんよ


365日24時間一瞬たりとも目を離さず子育てしよう思たら


生活できんなるし何より息が詰まり精神的にも参ってしまうわ

 

 

 

確かに社会には危ないことがいっぱいある


例え歩道を歩いてても


例え青信号を守ってても


突然車が突っ込んでくることもある世の中で


本当に子どもをあらゆる危険から守ろうと思ったら


家から一歩も出さない方法しかなくなるやんな


それでも家の中で走ってタンスに頭ぶつけケガすることだってある


どれだけ親が気をつけてても


子どもってケガする時はするし


どれだけルールを守ってても


悲しいかな理不尽な事故に巻き込まれることもある

 

 

 

うちも娘を乗せて赤信号で止まってた奥さんの自転車に


車が突っ込んできて自転車全損する事故もあったし(幸い二人にケガはなし)


こないだなんか娘は自転車で転んで顎を4針縫うケガしたしね(幸い傷跡は残らないそう)


またそういうの話すと「引き寄せ」っていう人もいるけど


俺は「確率」の問題やと思っとる


年に数回しか自転車乗らんかったら事故やケガする可能性も低いけど


毎日自転車乗っとったらそら事故に遭う確率も上がるやろし


毎日外で遊んでたらケガすることだってあるんよね


「親の不注意」と責められるものでも


「引き寄せた」と罪悪感を感じるものでもなく


単に「確率」の問題

 

 

 

親はみんな子どもの事件事故病気ケガには敏感で細心の注意を払っとる


それでも完璧に防ぎきるのはどうしたって無理な話で


そこをあまりにも深刻に考え過ぎたら


日常に影を落としてしまうからね


どんな心持ちで毎日を過ごすかを大切にしたいと思う

 

 

 

子どもが転んだ時に真っ先に見るのは親の顔で


その表情や雰囲気言葉から自分の状態を察して


安心したり不安になったりするように


「怖い怖い」「心配心配」って過ごしてたら


娘も「私は心配な子」と世の中に消極的な態度になってしまうし


子育てをいつも張りつめた息苦しいものとさせてしまうやんね

 

 

 

やからうちはね


「大丈夫大丈夫」って毎日を過ごしとる


何も起きないから大丈夫


なんじゃなくて


転んでも大丈夫


ケガしても大丈夫


何か起きてもこの子は大丈夫


そう信じるようにしとる

 

 

 

そしたら「私は大丈夫」な子に育つし


俺自身もめっちゃ気持ちが楽になるんよね

 

 

 

「見守る」っていうのは


「見る」ことだけがすべてじゃない


見えない時も信じること

 

 

初めて親元を離れ


3日間園のキャンプに出かけてる娘を想いながら


「大丈夫大丈夫」


毎日そう呟いとるわ(^_^)

 


 

 

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