高島大『あなたも一緒に幸せになろうね』

 

ある時仲間内でホームパーティーしとる時


みんなに食べてもらおうと餃子を作ったんよ


みんな美味しい美味しいと喜んでくれる顔が嬉しくてね


「いっぱいあるからどんどん食べてな」って


ひたすら包んでは焼き包んでは焼きしとった


そしたら最後の一皿がなくなった頃ある友人が


「あれ?大は食べた?」


「あっ俺は大丈夫、みんなが喜んで食べてくれるのが一番嬉しいことや」


人の喜ぶ顔を見るのが何より幸せなことやからこれは100%本心なんよ


やけど友人たちは


「なんかごめん、、俺らだけ食べて」


「俺なんか20個くらい食べてしもたわ、、」


て、なんだか申し訳ない気持ちにさせてしまったんよね


俺はみんなに喜びを与えていたつもりやったけど


結果的には罪悪感を与えてしまってたんやわ


人を喜ばせるのが大好きで


人の喜ぶ顔を見るのが幸せで


みんなが幸せになってくれたら俺は大丈夫


そう思ってずっときたけど


みんなは「あなたも一緒に幸せになろう」


そう思ってくれてるんよね


自分では与えることで十分に喜びを受け取ってきたつもりやけど


「あなたも一緒に」という想いを受け取ることも


与えることになるんやなとその時気づいたわ


それからはね


一緒に餃子を食べるようになった


雨の日に傘が一本しかなければ


自分は濡れてもいいからと渡すのをやめて


一緒に入ろうと差し出し二人でちょっとずつ濡れる方を選ぶようになった


あなたの行きたいとこへ行こうって言うけど


自分の行きたいとこややりたいことも伝えるようになった


がんばれば一人でできることも


一人でがんばるのはやめて人に頼ったりみんなで一緒にするようになった


「俺はええよ」


「俺は大丈夫」


「俺のことは気にしないで」


と言うのが減った代わりに


「俺もやりたい」


「助けて、手伝って、力貸して」


「ありがとう」


て言うことがめっちゃ増えた


そしたら不思議なことにね


みんな以前より嬉しそうな顔で喜んでくれるんよね


みんなほんま優しいんやわ


長々と何が言いたかったかというとな


あなたも一緒に幸せになろうね

 

 

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